本記事では不動産会社がオンライン内見を行う際に、ご参考としてお役立てていただけるようメリットやデメリット、やり方、注意点、お客様からよく聞かれる項目をまとめました。
これからオンライン内見を行う方に限らず、現在オンライン内見を行っている中で業務の見直しをされる方にもお役立ち出来る内容となっております。ぜひ最後までお読みください。
オンライン内見とは
オンライン内見とは、お客様が現地にいかなくてもスマートフォンなどから内見が出来るものです。
不動産会社のスタッフがお客様の興味のある物件に訪問し、スマートフォンやタブレットでライブ配信をしながら、映像と声で物件の詳細な情報や周辺環境を案内します。
不動産会社とお客様がパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末とインターネットに接続できる環境があればどこでもオンライン内見が出来ます。
オンライン内見のメリット・デメリット
オンライン内見のメリット
遠方のお客様も対応可能になるので問合せ件数増加の可能性
オンライン内見を導入することで、商談エリアの広がりが期待できます。
例えば、遠方に住んでいるお客様が進学・就職で都市部への引っ越しなどをする際、長距離の移動や慣れない土地を移動するのは負担になってしまうかもしれません。
そういった際にオンライン内見が出来れば、気軽に内見ができるため、問合せの件数が増える可能性があります。
業務効率化
オンライン内見を利用すると送迎などの移動時間の削減に繋がります。
対面で内見をする際は、お客様を車などで現地までご案内し、実際に現地で内見をすることが一般的ですが、オンライン内見の場合は送迎が不要となるので待ち合わせや移動時間の削減にも繋がります。
コストの削減
オンライン内見を行うことでコスト削減にも繋がります。
上記の業務効率化の話にも繋がりますが、オンライン内見を行うことで送迎等が不要になる為、スタッフ1人に対して1日に対応可能な顧客数の増加が見込めます。
また、車の利用回数が減るのであれば、毎月固定費が掛かる社用車から、時間単位で契約できるカーシェアリングでコスト削減を行うことも可能です。
オンライン内見のデメリット
通信環境や端末によって接客が左右される
オンライン内見を行う際に、通信環境が不安定な場所で行うと音声が途切れたり、映像が止まってしまったりすることもあります。
そのような場合に備えて、事前にネット環境に問題が無いかテストをすると安心です。
トラブルがあった場合はどう動くか事前にルールを定めておくと対応がスムーズになります。
また端末の画質など、不動産会社側が画質の良い端末を使っていても、お客様の端末によっては画質が悪く見えてしまう可能性もあります。
事前に端末によって見え方が左右されることを案内しておくと良いでしょう。
ネットやPC・スマホが苦手な人への対応が難しい
オンライン内見の際にビデオ通話を行いますが、そのビデオ通話のツールのインストールや操作が難しいと感じるお客様は一定数います。オンライン内見をしたいと思っても手間を考え、問合せに至らないお客様もいるかもしれません。
いい生活ビデオトークであれば、インストールの手間なしに、リンクをクリックしたらすぐにビデオ通話が可能となっております。
いい生活ビデオトーク
いい生活ビデオトークとは
いい生活がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社と提携をおこない開発した、不動産業界のWeb接客・IT重説向けに最適化した、ビデオ通話ツールです。
スマホアプリ不要、シンプル簡単に使える誰でも使いやすいのが魅力です。
いい生活ビデオトークの特徴
アプリ不要
スマホやPCのWebブラウザで利用するため、お客様側でのアプリインストールおよびアプリ操作説明など不要です。特にスマホでは、SMSで送られてくるビデオ通話用URLをタップするだけでビデオ通話が開始できます。
すぐにビデオ通話開始
メールアドレスを取得し、事前にビデオ通話を予約、会議用URLをメールで送るといった準備が不要です。ビデオ通話を始めたくなったらすぐ携帯電話番号向けにSMSを送信、通話の延長でビデオ通話を開始できます。
直感的に操作できるシンプルさ
ビデオ通話に慣れていない方でも直感的に操作できるシンプルな画面になっています。
録画可能
ビデオ通話の様子を録画することで、お客様とのやり取りを記録しておくことが出来ます。
トラブル防止だけでなく、営業ナレッジの蓄積としてもご活用いただけます。
セキュリティ・サポートも充実
いい生活のIT重説運営ノウハウおよびサポートと、NTTコムオンラインの信頼性という2社のコラボレーションにより皆様のDXを支援します。
オンライン内見のやり方
オンライン内見が可能なことを案内する
自社ホームページや不動産ポータルサイトなどの媒体などでオンライン内見可能な旨の表記をしましょう。
物件紹介のページに「オンライン内見OK」と記載するパターンやホームページのトップページなどに「オンライン内見お気軽にお問合せ下さい」のご案内や、オンライン内見の特設ページを作るなど色々なご案内のパターンがあります。
オンライン内見の日程調整とビデオ通話の案内
お問い合わせがあったお客様と日程調整を行い、日程が確定したらビデオ通話のご案内をします。
ツールによって異なりますが、アプリのインストールからビデオ通話を始める方法、音声や画像のつなぎ方を案内する必要があるものなどがあります。
普段使い慣れている方は問題なく操作出来ますが、使い慣れていない人にとっては、どこに必要な機能が備わっているか分かりませんし、そもそもどのように操作をすればよいか分からず困ってしまいます。
またそのような方にスタッフがご案内する際、相手の理解度にに合わせて、専門用語を使わず説明する必要があるため、ツールによっては準備段階で時間がかかってしまう場合もあります。
おすすめ!
いい生活ビデオトークならお客様がURLを開くだけですぐにWEB会議(オンライン内見)ができ、
必要な機能がどこにあるのか、どのように操作すればよいのか直感的に分かるので案内の手間が省けます。
オンライン内見当日
オンライン内見当日は、不動産会社のスタッフが現地に出向きます。
そしてタブレットやスマートフォンを使ってビデオ通話を行い、お客様に物件の様子を伝えます。
お客様からの質問に答え、入居前の不安を出来る限り除いて差し上げましょう。
またオンライン内見にあたって、棚や入口のサイズなども聞かれるかもしれません。メジャーなど案内に必要な道具は持っていきましょう。
オンライン内見でよく聞かれる内容
事前に何を聞かれるか備えておけば安心してオンライン内見が出来ます。
オンライン内見でよく聞かれる内容をまとめたので是非ご活用下さい。
周辺環境の把握
- 駅からの移動
- 外観の確認
- 近隣施設の確認
- 窓からの景色
- 窓を開けてもらい騒音の確認
- 物件が大通り沿いの場合、車の交通量
物件の確認
- 備え付け家具のサイズ
- 部屋の壁や床の傷や汚れ
- エアコンや洗濯機などの設備の状態
- キッチンの棚やシンクのサイズ
- 収納棚の開けやすさと中の確認
- ドアの広さ(家具の運搬が出来るか)
- コンセントの位置
- 共用部の確認
- 柱の位置
オンライン内見の注意点チェックリスト
オンライン内見を行う前に事前に以下の状況が備わっているかチェックしておきましょう。
- 当日までにアプリのインストールなどをしておく
- スマートフォンなどの端末の充電をしておく
- 通信環境を整える
まとめ
オンライン内見を行う事によって、売上の向上やコストの削減が見込めますが、お客様やスタッフにとっても分かりやすく簡単なツールを利用しないと、なかなか浸透しません。
浸透させるにはお客様やスタッフにとって分かりやすく、簡単に利用できるツール、仕組みである必要があります。
いい生活であれば、「いい生活ビデオートーク」を使ったオンライン内見、IT重説はもちろん、募集から契約、入居後まで簡単に管理出来る仕組みが備わっています。
これからオンライン内見を行ってみようと考えられている方はもちろん、業務の見直し、効率化を考えられている方など是非一度ご相談いただければと思います。