入金消込というのは、消費者からの支払いがあるかどうかの確認作業をさします。まだ入金がされてない状態のことを「売掛金」と呼びます。家賃などの賃料や、サブスクリプションビジネスなど、毎月1回の支払いがあるサービスの場合は、毎月これを定期的に行うことになりますので、支払期日の前はご担当者はこの作業に追われることもあります。ここでは、入金消込の作業を効率的に行う方法など紹介していきたいと思います。
口座振込は消込が大変
消費者に、指定の口座に振り込んでいただく方法をとった場合、入金消込が大変になります。入金先口座の振込内容を見て1件1件目で見て判断していくからです。これを解消するサービスとして、仮想口座と呼ばれるものがあります。実際に事業者が持つ口座は1つだけなのですが、消費者ごとに仮の口座番号を金融機関が用意し、消込に使えるようにするというものです。しかし口座振り込みはこちらのページでも述べているように、デメリットが色々あります。次に挙げる口座振替にした方がよいといえるでしょう。
口座振替の場合は顧客番号で消込
口座振替は、消費者に申込をしていただく時点で顧客番号が発行されます。この顧客番号を指定して事業者は請求をすることになります。そのため、振替(引落)がされれば、どの顧客からの支払いがあったかの把握が振込に比べて機械的に可能となります。この消込処理を、さらに楽にするのが「ESいい物件One 賃貸管理」です。
口座振替も、紙の依頼書と、インターネットでの口座登録を併用すると大変?
以前は紙の口座振替依頼書に氏名、口座番号など記載の上、金融機関に届けて出ている印鑑を押して口座振替依頼をするのが一般的でした。今はインターネット上で申し込みをするサービスを多く目にします。例えば電気、ガスなどがそうでないでしょうか?しかし不動産事業者は紙の依頼書を利用しているケースがまだ多いです。なぜでしょうか?ひとつには、法人名義の口座の場合に、まだインターネット口座登録を受け付けてない金融機関が多く残っているためです。社宅、店舗などの契約がある不動産事業者の場合、インターネットだけでは難しいという事情があります。紙とインターネットを併用する場合に、顧客番号の発行が大変になるという課題があります。いい生活Pay 口座振替ならば、紙の口座振替も併用可能で、この課題の解決策も検討しています。詳細はぜひお問合せください。