「組み合わせ」ではなく「リアルタイム一元管理」を目指した理由とは?

株式会社ライブズナビ様

導入企業

株式会社ライブズナビ様

賃貸管理 賃貸仲介 売買仲介
佐々木 章太様(取締役)

株式会社ライブズナビは、東京都新宿区を拠点に、現在約2,000戸の物件の賃貸管理事業を行っている不動産会社様です。「ESいい物件One 」シリーズをはじめ、Web入居申込システム「いい生活Square(内見予約/入居申込)(旧称:Sumai Entry)」や、不動産オーナーアプリ「いい生活 Owner(旧称:pocketpost owner)」など、いい生活のシステムを複数ご導入いただいています。いい生活を選んでいただいたきっかけや、導入前後の業務の変化について伺いました。

ご利用中のサービス

「リアルタイム一元管理」へのこだわり

システム切り替えの決め手は「クラウド(SaaS)であること」

システム切り替えの決め手は「クラウド(SaaS)であること」

―ライブズナビ様はもともと他社の賃貸管理システムをご利用でした。いい生活への切替を検討いただいたきっかけは何だったのでしょうか?

他社のシステムを使っていた時から、いい生活のことは知っていました。営業の方から「以前よりもっと良いサービスができている」と聞いて、詳しく話を聞いてみようかなと思ったのが最初のきっかけですかね。

クラウド型の基幹システムに切り替えたいなと考えていた時期でもあり、さらに国からのIT導入補助金の話もちょうどありましたので、これはチャンスだなと。

基幹システムの切替にはもちろん勇気も必要でしたが、「さあ!いこう!」という感じで笑

―いい生活導入前は、基幹システムとそれ以外のシステム(Web申込等)はそれぞれ異なる会社のシステムを使われていたのですよね?その当時、何か業務に課題があったのですか?

基幹システムで行う業務については回っていました。ただ、やっぱり「リアルタイム一元管理」ができなくてですね…。

以前は、申込が入ってから基幹システムに反映されるまでにタイムラグがあるせいで、「申込のあった物件が実は2,3時間前に決まっていた」なんてことも正直ありました。せっかく物件自体はいい商品なのに、これでは勿体ないと思っていました。

仲介会社様へのサービス向上のためにも、データの管理をしっかりやりたいなと思いました。

―クラウド(SaaS)のメリットを感じる場面はありますか?

システム専門の担当者がいれば、カスタマイズ型でも導入、運用できると思いますが、当社はシステム担当者がいないんです。そのような会社の場合は、クラウド型の方が断然良いと思います。業法改正なども自動でバージョンアップしてくれるので、こちらで何か対応しなければいけないことも無いですしね。

3、4年前では考えられないスピードで申込から審査まで完了

―基幹システムの切替にあたって、現場から反対はありませんでしたか?

現場のオーラで大体分かりますね。(反対の声が)無かったとは言えない…笑
ただ、会社として新しいことにチャレンジしていく方針だったことと、若い社員が多かったこともあり、だんだんエネルギーが生まれていきました。

―若い社員の方は、システム切替に前向きだったということですか?

当社は20代の社員が多く、平均年齢が若いんです。日頃から「どうしてFAXを使うんですか?メールで良くないですか?」といった素朴な疑問が出てきたりします。

実をいうと、最初は、私自身がシステムを入れるのが嫌だったんですよ。
例えば、物件確認の自動音声(ES-B2B call)を使い始めた頃は、自動音声ガイダンスが流れている最初の数秒がじれったくて待てなかったり笑 

ですが使い慣れていくと凄く便利で、繁忙期でもしっかり休みをとれたので、AIって凄いなあと思いました。

―最初は抵抗があっても、使い慣れるとこちらの方が良いとなりますよね。

今はもう、良い意味で依存していますね。「ES-B2B call」で物件確認を自動対応して、「いい生活Square(内見予約/入居申込)」で内見予約や入居申込をWebで受付できるのが本当に便利です。

保証会社への審査依頼も「いい生活Square(内見予約/入居申込)」からスムーズにできるので、3,4年前では考えられないスピードで申込から審査までが完了します。

オーナー向けアプリの活用

約1,500人のオーナー様とのコミュニケーションを円滑にしたい

―貴社では、オーナー様に対して「こういうことをしたい」という方針はありますか?

約2,000戸の管理物件のうち、区分マンションほとんどのため、一部屋一部屋オーナー様が違っていて、大体1,500人のオーナー様がいらっしゃります。

家賃送金の明細をオーナー様がWeb上で見られるシステムは以前も使っていたのですが、それだけではなくもっと手軽にコミュニケーションが取れたら良いなと思っていました。

―そこで、いい生活のオーナー向けアプリ「いい生活 Owner」を導入いただいたというわけですね。

不動産オーナーアプリ「いい生活 Owner」を使うと、チャットで簡単にやり取りができますし、写真や動画などをオーナー様から送っていただけるので、約1,500人いらっしゃるオーナー様への対応もスムーズにできますね。

2,30代のオーナー様は「電話やメールよりアプリで連絡」が大多数

―オーナー様は、どれくらいの世代の方が多いのですか?

そうだ、そこがポイントでした!当社のオーナー様は、20代前半から30代半ばの方が大半を占めているんです。やはり若い世代の方は、電話やメールよりも、アプリで連絡を頂くケースが多いです。この点は導入の大きなメリットになったかなと思います。

―収支報告の明細もアプリ上で送られていますか?

はい、郵送はせずに、不動産オーナーアプリ「いい生活 Owner」で見ていただくようにしています。
確定申告のシーズンになるとオーナー様からのお問い合わせが増えるので、そのような時に不動産オーナーアプリ「いい生活 Owner」にデータがきちんと残っているのは良いですよね。

―最後に、今後いい生活に求めることがあれば教えてください。

当社と提携している法人様の中に、不動産会社様も何社かいらっしゃるんですね。そして、その中にはいい生活のシステムを使われている会社様もいらっしゃりますので、うまく会社間でのデータの共有や連携ができると便利かもしれないなと思います。今パッと思いついたことですが笑

―確かに、いい生活のユーザー様同士のつながりができると面白そうですし、新しいデータの活用方法が見出せそうですね。本日はありがとうございました!

※2021年12月2日に開催したライブズナビ様ご登壇セミナーの内容をもとに作成した記事です。

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