入居者アプリのリプレースで、入居者にわかりやすいトップページを実現、利用者数増加！

サービス導入のきっかけ

カスタマイズで入居者様にも見やすく、会社としてやりたいことも出来る

―「いい生活Home」をご導入いただく前にそもそも入居者アプリを検討に至った経緯を教えて頂けますか？

実は「いい生活Home」を導入する前は他社様の入居者アプリを導入していました。
元々は入居者アプリを検討するつもりはなかったです。
当社がとある会社様の24時間入居者対応サービスを使い始めたのですが、その会社様のサービスの一環で入居者アプリというのがありますと紹介されたのがそもそものきっかけだったんですよ。

入居者アプリを触ってみて、何に使えるんだろうというところから始まりました。
特に最初から入居者アプリを何かに使いたいと思って始めたわけではなかったのです。
入居者アプリを触って何ができるのかを考えたところ、もっと機能を活用して問い合わせ対応だけではなく、当社から入居時の入居者様に積極的にアプローチ、情報配信したいと考えました。

ただ、そのアプリが当社の賃貸管理システムと連動しておらず使いづらいという話になり、賃貸管理システムの会社が提供し、賃貸管理システムと連動している入居者アプリに切り替えました。
そのアプリも約2年ほど使っていたのですが、導入したまでで結局何もできなかったのです。

入居者様のインストール率も1割程度と低く、管理画面も使い勝手が悪く、情報配信がしにくかったり、設定で変更できる箇所もあまりなかったので、当社としても活用しきれていませんでした。
また客観的に見て、入居者様が見るアプリの画面自体が見づらく、入居者様が使うときに困るだろうと感じていました。

そのため入居者様にアプリを入れてほしいとインストールを案内しても、インストールして頂くメリットが弱く、インストールしていただけない、インストールしても入居者様が活用してくれないということがありました。

―上記の経緯で入居者アプリ切り替えを検討されたとのことですが、どういったポイントで「いい生活Home」を選定頂いたのでしょうか？

いい生活の営業担当の方が別システムの提案をされたことがきっかけで検討させていただきました。

当社として一番は入居者アプリのTOP画面をカスタマイズしたかったのですが、前の入居者アプリだと対応できない、他の会社だとカスタマイズ費用が高い、カスタマイズはできるが他機能が弱いなどがありました。
そのような中で、「いい生活Home」は、標準機能で当社側でも少しメニューをカスタマイズできる点、料金面も安いという点が大きかったです。

入居者様側のアプリ画面も見やすく、管理画面も使いやすいというのが良かったです。
我々がやりたいことが結構できるなということで、当社の賃貸管理システムとは連動していないのですが、いい生活の入居者アプリ「いい生活Home」を導入しようとなりました。

導入後の変化

創業以来守り続けている「地域でお役に立つ人材・企業」の精神

―「いい生活Home」をどのように活用して頂いていますか？

当社は「くらサス」という入居者様向けの会員サービスを運用しており、入居者様は「くらサス」に協賛している飲食店様で特典を受けることができるという取り組みを実施しています。

協賛頂いてる店舗様には「くらサス」のシールであったり、置き型のロゴマークを置いていただき、「いい生活Home」を開いてTOP画面を店舗様に見せて頂くことで特典を受け取れるという、会員証のような形で運用しています。

「いい生活Home」のTOP画面のバナーに「くらサス」のロゴマークを表示させるように設定していて、
アプリを起動したらロゴマークが出るので、それを見せることで特典を受け取れる。そのロゴマークをタップすると、当社のホームページが出て協賛店舗一覧が表示されるように設定しています。
おかげさまで順調に行けば今年中に100社近くの協賛店舗様ができるのではないかと思ってます。

入居者様からすれば「いい生活Home」をインストールしていただければ会員証として使えて特典がもらえるが、「どこに行けばどういった特典が受けられるのだろう」という時に、都度検索等することなく、簡単に情報を取得できるアプリを作りたかったのです。
入居者様としても、店舗様にとってもプラスになりますので、それを実現することができ、とても便利に利用しております。

アプリ利用者数が100人から500～600人に増え、多くの反響が来るように！

―以前の入居者アプリは利用者が増えなかった、というお話がありましたが、「いい生活Home」のインストール状況はいかかですか？

以前の入居者アプリでは、アプリをインストールしていただいた入居者様は2年間で100人程度でした。

入居時にアプリの案内の徹底、既存入居者様全員に通達もしてはいました。
アプリをインストールしてくれた入居者様は1～2割ぐらい。その中でアプリを使っている方はほとんどいなかったと思います。

現在、いい生活の入居者アプリ「いい生活Home」は、1年間で500~600人にインストールしてご利用いただいております。
この間もイベントのチケットを配布するご案内をアプリ上に掲載すると、すごい反響が来ました。
日常的に「いい生活Home」を見られている入居者様は結構いるんだなと実感しました。

導入を検討されている方へ

反響対応がスムーズに出来るので、使い勝手がすごく良い

―切替前の入居者アプリと比べて機能面の良さはどういった部分で感じて頂いてますか？

切替前の入居者アプリは管理会社のことしか考えていないアプリ、「いい生活 Home」は入居者様のことも考えているアプリという印象です。切替前のアプリは、入居者様側から見てどう問い合わせをするのか等わかりづらいと感じていました。

また、当社はお知らせ機能をメインで使っています。前段でもご説明しました通り、協賛店舗様の情報や、チケットの配信、あとは例えば、大雨などの自然災害に備えての注意喚起や、エアコンなどはいざ猛暑時に壊れてしまうと修理に時間がかかってしまうことがありますので事前の稼働確認のお願いなどを当社から配信したりしています。

やはりこのような点は、いい生活Homeの方が断然使いやすいと思います。
すぐに入居者様から反響が来たり、すぐに対応もできますので、使い勝手はとても良いものがたくさんあると思います。
今のところ、「いい生活Home」から変えるつもりはないですよ。

―ありがとうございます。
賃貸管理システムと同じ会社のアプリから、別の会社のアプリへの切り替えとなるとハードルが高そうですがそこはいかかでしたか？
また切り替えて連携の部分など逆に困ったことなどありますか？

そもそも入居者アプリをインストールしてもらえていない、活用できていないのでそのアプリが賃貸管理システムと連携できてもメリットがないと社内で結論が出ていました。

アプリ自体を導入することがゴールではなく、アプリを導入した先の目的があるのでそれを達成できていないと意味がない。もちろん活用できたうえで連携できたら、さらにいいと思っています。
ただ現状、現場からも運用面などで困ったという意見はなく、むしろアプリを切り替えて良くなったという意見が多いです。

―最後に、いい生活に期待していること、またはご要望があれば教えてください。

先ほどもご説明した会員制サービス「くらサス」で、例えばスタンプ機能的なものであったりとか、クーポン機能的なものがあると今以上に使いやすいサービスになると考えています。

当社は地域密着で、会員制サービス「くらサス」も、地元企業様の活性化を考え運用しています。例えば協賛店舗様に、割引費用などを当社が事前にお支払いすることで、クーポンを10枚発行していただいてアプリから配布したり、スタンプラリー的な感覚で、このお店やあのお店に行ったらスタンプを押すといったようなことをやっていきたいと考えています。

―インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

＜取材日：2024年7月3日＞