【クラウドSaaS型システムへの切り替えで残業時間が削減、管理物件も増加!(後編)】
物件共有で不動産ポータルサイトへの出稿の手間が減少!
―以前は他社のシステムを使って出稿を行われていた思うのですが、いい生活に切り替えてから何か変化はありましたか?
今では当たり前になってきているかもしれませんが、当時の当社のシステムはクラウドサービスではなかったため情報の共有が手間でした。
1店舗1店舗全部バラバラでしたので、例えばAという物件を出稿しなければいけないとなると、当社は松本に3店舗あるのですが、3店舗全部で出稿しなければなりませんでした。
今は1人がデータを作成すれば、一括出稿して物件共有ができますので、非常に楽になりました。
ただ物件については1店舗に任せるのもいいのですが、任せた時にその店舗が対応できない場合もありますので、念のために同じ物件でも多店舗で扱うようにしています。
店舗では物件の出稿、追客、Web申込、契約書作成を利用していて、今後電子契約も利用開始予定です。
―追客はいい生活のサービスをどのように運用されていますか?
全社的にお客様から返信が来なくても、何回以上はメールをすると決めて送っています。
返信は全て営業支援・追客システム「いい生活賃貸クラウド 営業支援」から行うようにしています。
反響が自動で取りこまれるので、あとは確認するだけです。
LINEとの連携もしており、2割くらいのお客様に使っていいただいています。
大体、お客様からのご要望があって、LINEになることが多いです。
5~6割のお客様が内見なしで物件決定!
―Web申込もご利用いただいていますが、実際に使っていただいていかがでしょうか?
始めは慣れない部分も多くありましたが、慣れてしまえば全然楽ですね。
特に、昔と時代が変わってきたと感じるのは、内見なしで決めるお客様が非常に増えてきています。弊社のホームページはもちろん、不動産ポータルサイトでもパノラマ画像によって物件を360度見ることができたり、資料も簡単に見られるようになってきていますので、昔は内見しなければ申込できないというお客様が多かったのですが、今では5割から6割程のお客様が内見なしで決めるようになってきています。
内見なしで決められるので、スピード感が上がっておりこちら側も対応できるようにしないといけません。
例えば遠方に住まわれているお客様からお申込みをいただいた場合、申込書類を郵送して、その書類がお客様から返信される間に、オーナー様が他の不動産会社で契約されてしまうといったトラブルなども色々ありました(笑)。
今ではWebからパパっと送れて、すぐに申込が完了するのでとても楽にはなりました。
申込から契約書作成まで一気通貫!
―Web申込から情報を取込、店舗で契約書類を作られていますが使い勝手はいかかでしょうか?
便利に使わせてもらっています。
良かった点として、名前の打ち間違いを防ぐ事ができています。
例えば旧字体などで紙だと分かりづらい場合でもご契約者様に入力いただいた情報を正確に反映できるようになりました。
また紙の申込書の場合では、契約書類を作成するのに必要な情報しか入力していませんでしたが、所有されている車の情報などWeb申込で入力頂いている情報が自動的に入ってくるので便利になりました。
―最後に、いい生活に期待していること、またはご要望があれば教えてください。
電子契約はこれからやっていきたいと思っています。
Web申込もそうでしたが、最初はよくわからず抵抗感もありましたが、いざ使ってみると便利だということがあらためてわかりました。
電子契約もハウスメーカーさんの物件で利用した際に便利だとわかりましたので、早く導入を進めたいと思っています。
時代が変わってきて、年配の方でも会議にリモートで参加する方がいらっしゃったり、皆様も慣れてきている、浸透していると感じます。今の時代、金融機関や、水道や電気といったライフラインもデジタル化されてきていますので、むしろやらざるを得ない状況ですから、電子契約はぜひ進めていきたいですね。
―ありがとうございます。
インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
インタビュー前編では、クラウドSaaS型システムへの切り替えについてお話を伺っております。こちらもぜひご覧ください。
また、前編にてお話しいただいた専務取締役の石原様には2021年にいい生活のセミナーにご登壇いただいております。
アーカイブ配信中ですのでこちらもぜひご視聴ください!
<取材日:2024年7月31日>